TOP Bigweb MTGショッピングページ
【HJインタビュー】BigMagicOpen スタンダード HJ 藤井 元氏インタビュー 
 
By Daisuke Kawasaki


 ついに第三回を迎えたBigMagicOpen。今回も386人、実に400人弱を集める日本最大規模のイベントとなった。

 ここでは、そのヘッドジャッジを務めた藤井 元氏にインタビューをしてみよう。





-- BMOスタンダードのヘッドジャッジ、お疲れ様でした。

藤井 「ありがとうございます。BMOのヘッドジャッジをやるのはひとつの目標だったので、嬉しいですね」

-- 前回は併催イベントのSCGインビテーショナルだったということで、本戦のヘッドジャッジは初なんですよね。

藤井 「そうですね。前回も話したように、大きなイベントのヘッドジャッジをやる機会というのは少なくて。このイベントのヘッドジャッジをやるというのを目標にこれまでも大阪からジャッジ参戦して来ていましたし、それこそ前回のヘッドジャッジの実績をトーナメントオーガナイザーの伊藤さんに評価していただいての抜擢だったので、感無量ですね」

-- なるほど。そういう意味では今回は400人弱とかなりの大人数でしたね。

藤井 「はい。今まで128人以上のトーナメントとなると、以前グランプリのサイドイベントであるスーパーサンデーシリーズ予選で256人のヘッドジャッジをやらせてもらったくらいしか経験がなかったので、今回、この規模でやる機会を与えてくださったBigMagicさんには本当に感謝しています」




-- 今回、実際に400人弱の大会のヘッドジャッジを経験したわけですが、どうでしたか?

藤井 「これも前回話したことではあるのですが、200人規模の大会が400人規模になると、ヘッドジャッジの仕事は倍になるというイメージはあるんじゃないでしょうか。でも、この規模になるとヘッドジャッジの仕事は、各チームリーダーのマネージメントが中心になるので仕事量はそこまでは大きく変わらないんです」

-- その上で、今回のイベントでヘッドジャッジをやるにあたって考えていたことはなんでしょうか?

藤井 「今言ったように、ヘッドジャッジの作業量は大きくは変わりません。また、参加人数に応じてフロアジャッジの人数が配置されるので、ジャッジ一人あたりが見なければいけないプレイヤー数というのもそこまでは大きく変わらないんです。じゃあ、違いがどこにでるかというと、各チームリーダーなんですよね」

-- あぁ、なるほど。各チームリーダーが、小規模イベントでのヘッドジャッジ並みの仕事量を求められるようになるんですね。

藤井 「少し乱暴なまとめ方ではありますが、そういうことですね。なので、チームリーダーのマネージメントをする際には、そこの部分に気を払うようにしていました。今回うまくできたかはまだわかりませんが、そういう形でヘッドジャッジの仕事の質が変わるというのはありましたね」





-- 他に今回のヘッドジャッジをやるにあたって意識していたことはなんでしょうか?

藤井 「今回、ヘッドジャッジをうけるにあたって、トーナメントオーガナイザーの方から『このイベントは、参加するジャッジにとってもジャッジスキルを磨くための場として機能するんじゃないか』という話をいただいていました。なので、参加するジャッジ全員に自分にあったテーマを持ってもらい、目標を設定するということを行い、チームリーダーにフィードバックしてもらうということをやりました」

-- 今回でいうと、400人弱の参加者に対して、ジャッジが13人と、ある程度余裕のある人数設定だからこそ、スキルアップのために割けるってことですね。

藤井 「はい。そもそも、例えば他にPPTQがあったりという中で、あえてBMOのジャッジを志願してくるということは、大型イベントでのジャッジ経験を積みたいという目的意識が高い人が多いのではないかと自分は考えています。そのお陰でイベントも円滑に進行できますし、その分、何か得て帰ってもらえるのがいいかなと」





-- 実際、グランプリの規模になってしまうと、経験、という意味では経験できますが、学ぶという段階まではいかないですもんね。

藤井 「そうですねぇ……もちろん、グランプリを経験するのもスキルアップのためには重要だと思います。ただ、やはり1000人や2000人を超えたイベントとなると、ジャッジも必死ですからね。そういう意味では、BMOのように、全イベントあわせて700人から800人に対して、24人と多めの人数設定がされているので、スキルを磨く場としてはすごくいい環境を用意してもらえてると思います」





-- なるほど。レベル1になって、次のステップを目指すジャッジにとってはBigMagicOpenに参加するのは非常に大きいと。

藤井 「経験という意味ではグランプリを経験するのは重要なんですが、スキルアップとしてはグランプリに1回参加するより、BMOに1回参加する方が得るものが大きいのではないかと思っています」

-- PTQのシステムが変更されて、レベル2ジャッジが求められるようになりましたもんね。

藤井 「そうですね……近畿地方にはレベル2ジャッジが4人いるんですが、負担が大きくなりつつあるのかなと思います。自分の仕事が増える分には、ぜひにやらせていただきたいとは思うのですが、とはいえ、陣容が厚くなるにこしたことはないですよね」

-- そういう意味では、次回のBigMagicOpenが関西、神戸で開催されるというのは藤井さんとしては大きいのではないですか?

藤井 「はい。BigMagicさんもジャッジを育てたいという姿勢を持っていただけてますし、関西のレベル1で明確にメンター(指導者)を持っていないジャッジの人にこそ、次回のジャッジ募集には応募してもらえればなと思います」

-- ジャッジスキルとしてメンターシップが重視されているように、やはりジャッジスキルを上げる時に、メンターの存在は欠かせないですか。

藤井 「そうですね。それと、やはり自分が認定したレベル1は把握しているんですけど、関西には名前を存じてるけど交流がないレベル1が多くて。これを機会に一緒にジャッジをする機会を持てればと思います」





-- そういった交流の中で、ジャッジへのモチベーションが上がるといいですよね。それでは最後に、このインタビューを読んでいる方へのメッセージをお願いします。

藤井 「ちょっと堅苦しい感じの内容になってしまって誤解があるかもしれないんですが、そもそも、チームでジャッジをするということはものすごく楽しいことです。これまでチームでジャッジをしたことがないという方にも、この機会にチームでジャッジをすることの楽しさを知ってもらえるといいな、と思っていますので、是非、一緒にジャッジをやりましょう」


-- 本日はお忙しい中、ありがとうございました。


BIGMAGIC MTG情報サイト Twitter BIGMAGIC MTG情報サイト facebookページ BIGMAGICLIVE Youtube公式チャンネル BIGMAGICLIVE ニコニコ動画公式チャンネル
 
戻る 
(C) Copyright BIG MAGIC All Rights Reserved.