by 林 翔也
スタンダードは1日目のBMOだけではなく、プレイヤーによってはむしろこのPTQこそが本番という人もいるのではないだろうか。
ベルギーへの切符を掴む為、目の前の1戦1戦を確実に勝ち抜いていかなければならない。例えそれが初めてののフィーチャーマッチになろうとも。
GAME1
福田 裕也
ゲームの始まりは後手である成田の《軍属童の突発》から。福田はフルタップの隙を突き《ゴブリンの熟練扇動者》を戦地へ送り出しトークン同士を相打ちさせるが、すぐに《乱撃斬》が飛んできて何も残らない。2体目の《ゴブリンの熟練扇動者》もすぐに《乱撃斬》で真っ二つにされそうになるが、それは《勇敢な姿勢》で救いだす。
成田は火力では無く《岩への繋ぎ止め》で《ゴブリンの熟練扇動者》を対処。残っているトークンでアタックし続ける。動きを止めた福田に対し《嵐の息吹のドラゴン》を叩きつける成田だが、《かき立てる炎》で最前線に到達する前に墜落。
龍を撃退した福田は満を持して《オレイスコスの王、ブリマーズ》を戦場へ。《勇敢な姿勢》で退けようとする成田だが、福田がさらに上から《勇敢な姿勢》。《オレスコスの王、ブリマーズ》がゆっくりと動き出す。
成田の《道の探求者》には《稲妻の一撃》。2体目を出された福田だが、手札の《かき立てる炎》はそこには使わず無視して攻撃。トークンをブロックし、ライフは7。福田の場には《オレスコスの王、ブリマーズ》しか無いが、本体の攻撃がもう一度通れば《かき立てる炎》で成田のライフは0となる。
福田の再度の攻撃、《オレスコスの王ブリマーズ》は……ブロックされず。《かき立てる炎》、本体。
福田 1-0 成田
GAME2
福田はダブルマリガン後も苦い顔。仕方なしに5枚でキープするが、土地が《ジェスカイの僧院》1枚で止まってしまう。そこへ無慈悲に攻め入る《オレスコスの王、ブリマーズ》。人ならざる猫に情けは非ず、ゲームの終わりまで福田を攻め続けた。
福田 1-1 成田
GAME3
成田の《道の探求者》を《マグマのしぶき》で捌き、前の2ゲームの決着をつけた《オレスコスの王、ブリマーズ》を最速で投入した福田だが、《異端の輝き》で今度は活躍出来ず。
そこからお互いに構えあうターンが続いたが、5ターン目に福田が《予知するスフィンクス》を出す事で急場を作った。《オレスコスの王、ブリマーズ》でダメージレースを繰り広げる構えの成田だが、福田の《予知するスフィンクス》は占術した3枚を全て上と絶好調。
《オレスコスの王、ブリマーズ》で攻撃したターンの終わりに福田は《時を越えた探索》。成田は少し考え、それを通す。
《異端の輝き》で《オレスコスの王、ブリマーズ》を対処し、再び《予知するスフィンクス》で攻撃、占術はまたも3枚上でこのまま調子よく押し切れそうな雰囲気だったが、ここで成田が《かき立てる炎》を福田へ。これでライフは10。
成田 知聡
成田はトークンの攻撃で福田のライフを9にし、2体目の《オレスコスの王、ブリマーズ》を再投入。《弧状の稲妻》と《稲妻の一撃》を《オレスコスの王、ブリマーズ》に使わせライフを守り、さらに《乱撃斬》を福田へ。嫌な予感がしたのか、福田は攻撃の手をを止める。
この4ターンほど5枚目の土地が置けず《龍語りのサルカン》が出せない成田。仕方なしに《弧状の稲妻》を福田へ。ライフ4。《かき立てる炎》の圏内となるが、成田は持っておらず。
福田は《カマキリの乗り手》を走らせ成田のライフを8へ。ようやく5枚目の土地を引けた成田は《龍語りのサルカン》で《カマキリの乗り手》をブロックさせるが、召集込で《かき立てる炎》が成田へ。次のターン、福田がお返しの《龍語りのサルカン》。
福田 2-1 成田
成田 win!
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