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Round7: 相澤 恵司(茨城県) 対 関 隆史(茨城県) 
 

By Takamasa Sato

ここまで無敗で勝ち上がってきたのはの「ミスターPWC」「スタンダードの貴族」AKKAこと相澤。

対する関は引き分けを挟んでいるものの、これまた無敗である。

関「フィーチャーどころか、大きな大会初めてなんですよ。一般人を呼ばないでくださいよ。」

一般人と言いつつも、マジックには日本語版発売直後から親しんでいる古強者。
途中で休止期間はあったものの、ゼンディカー前後から復帰して、地元の愛好堂やアライワークスで仲間と練習に励んできた。

関「会社の人たちも巻き込んで遊んでて、今日も友人たちと遠征してきました。お祭りに参加する気分だったのに、こんなところに呼ばれるなんて…。」

デッキはレシピを見て一目ぼれしたというブライアン・キブラーデザインのティムール。
元々好きなカラーリングなのだという。

奇しくも同じ茨城県在住ということで、関は相澤のことを知っているようで…。

関「相澤さんブログなさってますよね。読んでます」

と声をかけると。

相澤「ありがとうございます。よかったらコメントつけてください!」

相澤はにっこりと笑顔で応える。
「お祭り」らしく和やかなムードの中、第7回戦がはじまった。





Game1




ダイスロールの結果、先手は関。
互いに7枚のハンドをキープして、試合開始。

開幕、関のターン。
《開拓地の野営地/Frontier Bivouac(KTK)》に対し、相澤は「ちょっと珍しい土地ですね」と一言。
これまでアブザンやジェスカイの溢れる現在のスタンダード環境において、確かにティムールはマイナーなカラーリングと言えるかもしれない。

相澤が《森/Forest(4ED)》からの《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》と、ビッグターンに向けてマナを用意する中、
関は《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》と重量級を送り込んでビートダウン。

対する相澤は《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》を召喚。
あえて《荒野の後継者/Heir of the Wilds(KTK)》と相打ちにして、ロングゲームへと導こうとする。

しかし、ここで関が設置したのは強烈な航空戦力である《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix(KTK)》。

相澤は「さすがにきついな」と呟きつつも、《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》を戦場へ送りつつ《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》で《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix(KTK)》を打ち落とす。
あわれ《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix(KTK)》は変異として地上に落ちた。

それでも関は攻撃の手を緩めない。《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》は無視してプレイヤーへアタック。
ライフを少しでも守りたい相澤は《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》で《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》をチャンプする。

守ってばかりでは勝つことは出来ない相澤だが、その手札には土地ばかり。
仕方なく《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster(M15)》の+0能力で打開策を探るも、そこにあったのは《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》。

関の《稲妻の一撃/Lightning Strike》が相澤の最後のブロッカーである《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》を焼くと、相澤は土地だらけの手札を見せて敗北を宣言した。

相澤0-1関

サイドカードを入れ替えつつも、二人の談笑は続く。

関「AKKAって、アッカって読むんですよね?」

相澤「そうです。名前の頭文字なんですよ…って、ハンドルネームの由来を話したの、いつ以来だろう?」


Game2



今度は先手を手にした相澤は、《森の女人像/Sylvan Caryatid》スタート。
関は《開拓地の野営地/Frontier Bivouac(KTK)》《森/Forest(4ED)》と置くばかりで3ターン目になってもドローゴーを繰り返すのみ。

引きが芳しくない相澤は、関の動きが鈍いと見て、4ターン目に勝負に出る。
《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》をX=4でプレイ。そのまま速攻のアタック!

しかし、関はその手に《加護のサテュロス/Boon Satyr》を持っていた。
これが事実上の除去となり、相澤は攻め手を失ってしまう。

関は相澤への脅威としてGame1でも活躍した《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》を戦場へ。
相澤は悩みつつも《森の女人像/Sylvan Caryatid》を設置するだけでターンを返す。

《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》をレッドゾーンに送り出した関は、ブロックがないと知るや2枚目の《加護のサテュロス/Boon Satyr》を授与!
対応して相澤は2枚の《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》を打ちこんでこのターンのダメージを止める。
それでも、4/2という脅威は残ったままだ。

次なる相澤のアクションは《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》。
めくれた《稲妻の一撃/Lightning Strike》は欲しいカードではなかったらしく、《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》で山札を回す。
2枚目の《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》がめくれ、小さくため息。

関はさらなるパンチャーとして《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》を送り出す。
相澤は生き延びるために引いていた《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》を並べて土地セットでライフゲイン。

《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》に2枚の手札を使ってしまったこともあり、相澤の手札はこれで0枚。
しかも、次のターンのドローは見えている…頼りない《森の女人像/Sylvan Caryatid》である。

安心して攻撃にいける関は、《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》と《加護のサテュロス/Boon Satyr》で攻撃。
《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》は《森の女人像/Sylvan Caryatid》でブロックされるが、通った《加護のサテュロス/Boon Satyr》に3枚目の《加護のサテュロス/Boon Satyr》を授与。
8/4のアタッカーが相澤のライフを危険域に。

相澤はそれでも勝負を捨てない。
2体の《森の女人像/Sylvan Caryatid》をブロッカーとして残しつつ、《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》で攻撃。

しかし、関の手には2枚の《火口の爪/Crater's Claws(KTK)》と《稲妻の一撃/Lightning Strike(M15)》があり…。

相澤0-2関



 
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