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BMOスタンダード Round3 遠藤 奨(千葉) vs.相澤 恵司(茨城) 
 
By Tatsuo Sekimoto







Game1





先手は遠藤。初手を見るや否や、即座にマリガンを宣言。だが、マリガンの甲斐があったのかワンマリガンのあとに力強くキープと言った。
対する相澤は早々に7枚でキープを宣言していた。

遠藤は《激情のゴブリン》スタート。
さらに次のターンには 《僧院の速槍》を追加して2体でアタック。快調な滑り出しだ。

一方、相澤は《森の女人像》2体を並べて防御。
この防壁に対して遠藤は意に反さず殴り続ける。《火飲みのサテュロス》を追加して壁の乗り越えを図る。

相澤も黙っているわけではなく《世界を喰らう者、ポルクラノス》をプレイ。殴ることを躊躇わせるには十分なサイズだ。
ターンを受けた遠藤は小考したのち、2体目の《僧院の速槍》を追加してフルアタック。《激情のゴブリン》の能力で《世界を喰らう者、ポルクラノス》はブロックに参加させない。

ダメージをこれ以上積み重ねたくない相澤は《火飲みのサテュロス》の前に《森の女人像》を差し出す。待ってましたとばかりにパンプアップしようとする《火飲みのサテュロス》。
ここへ相澤は《稲妻の一撃》を叩き込んだ。このプレイで相澤は自分のライフを守ったことは勿論、アタックを仕掛けてきた遠藤に殴られた以上のダメージを与えた。


相澤は《クルフィックスの狩猟者》をプレイして傷を癒す。
長引けば不利と判断した遠藤は《ドラゴンのマントル》を《僧院の速槍》に付けようとするが、相澤はそれに対して《稲妻の一撃》。
2度に渡るクリティカルな「一撃」で盤面は一気に相澤優勢に傾く。

相澤は遠藤の手札が1枚であることを確認すると、 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》をプレイ。《山》を生物化。
遠藤はなけなしの最後の手札である《かき立てる炎》で4点与えるも相澤のライフは10点とまだ遠い。

結局《世界を喰らう者、ポルクラノス》を止める方法が見つからない遠藤はカードをたたむことを選択した。


遠藤 0-1 相澤





Game2
遠藤は7枚キープ。

対して相澤は初手を見て考えますと言った。Game1とは正反対のマリガンチェックとなった。
相澤は悩んだ末に7枚キープを宣言。






遠藤は《火飲みのサテュロス》スタート。
2ターン目には 《アクロスの十字軍》と《僧院の速槍》を追加して一気呵成に攻める。相澤も《森の女人像》で何とか食い止めたいが、それをあざ笑うかのように《ゴブリンの熟練扇動者》が襲いかかる。

一気に苦しくなった相澤。《マグマのしぶき》で《ゴブリンの熟練扇動者》は何とか除去するも遠藤の場にはなおも4体のクリーチャーが。
Game1と同じく《森の女人像》で受け止めた《火飲みのサテュロス》をパンプに合わせて《稲妻の一撃》で除去するという好プレイを決めるも、状況は好転しない。
何故なら相澤の土地は《森の女人像》プレイして以来2枚で止まり続けている。



それを見逃す遠藤ではなく、《タイタンの力》で押し込みに行く。対象は《アクロスの十字軍》で能力が誘発する。トークンが出たことにより、さらに 《鋳造所通りの住人》の能力が誘発する。
シナジーがシナジーを呼ぶまさにこのデッキらしい動きだ。

フルアタックで相澤のライフは残り5。しかしここで相澤は待望の3枚目の土地を引く。
遠藤はフルアタックし、ブロック漏れした兵士トークンに《タイタンの力》。これに相澤は《稲妻の一撃》をプレイしてライフ4で踏みとどまる。
2ターン続けて土地をトップした相澤は《ナイレアの弓》をプレイ。起動して3点ゲイン。これで残り7。


遠藤はそれでもフルアタック。2点が入り残り5。
相澤は《紅蓮の達人チャンドラ》をプレイ。+能力で1体を除去。相澤の反撃が始まった。

《ナイレアの弓》でライフを確保し、《紅蓮の達人チャンドラ》で生物を除去。さらに《世界を喰らう者、ポルクラノス》を追加。

相澤は都合4度目となる《ナイレアの弓》の起動でライフが12に。反対に遠藤のライフは9。
相澤はついにライフも逆転する。

しかし、遠藤はここで《力による操縦》をトップデッキ!  奮励で合計2体を対象に取り、《世界を喰らう者、ポルクラノス》と《灰雲のフェニックス》のコントロールを奪う。
だが、相澤は《世界を喰らう者、ポルクラノス》はブロック。《灰雲のフェニックス》は《マグマのしぶき》と冷静に対処。
遠藤の反撃の芽は潰えてしまった。

遠藤 0-2 相澤


相澤win!


 
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