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BMOスタンダード Round1伊藤 大明 (神奈川) vs 鈴木 慎二(神奈川) 
 

By Genki Moriyasu


参加者400名。
BMO史上最大人数の大会が、始まる。

その緒戦を飾る第1ラウンドからのピックアップは、勿論、昨日のBMOレガシー覇者、伊藤 大明。
PTを制したアブザンを持ち込み、王者のマジックを仕掛ける。
対する鈴木 信二は対アブザンの最右翼、ジェスカイテンポだ。





Game1
お互いマリガン、占術ランドからゆっくり始まる第1ゲーム。
伊藤の《思考囲い/Thoughtseize》は《稲妻の一撃/Lightning Strike》《払拭の光/Banishing Light》《かき立てる炎/Stoke the Flames》《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》《山/Mountain》から《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》を抜く初動。
アクションがなくなってしまった上に土地も詰まってしまった鈴木、ドローゴーが続く。




伊藤はその隙に《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》を2体続けて戦場に送り込む。
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》を置いて起動するだけで《稲妻の一撃》分を吸収しはじめる。
それだけで鈴木にはバーンを選ぶルートが消えてなくなるのだが、生物は未だ出せない。

《風番いのロック/Wingmate Roc》が強襲から鳥トークンをお供に連れて参戦した。
タフネス4揃いのクロックたちが、速やかに鈴木のライフを消し飛ばした。

伊藤1-鈴木0

Game2
両者キープ。




最初にボードに現れたのは鈴木の《道の探求者/Seeker of the Way》。
果敢の能力で《森の女人像/Sylvan Caryatid》には滅法強いことで株を上げているアタッカーだ。

返しに伊藤の《思考囲い/Thoughtseize》が再び《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》を弾く。
《対立の終結/End Hostilities》《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》と重いところしか残らない。

動き出せない鈴木が《道の探求者/Seeker of the Way》でクロックを刻むが《英雄の破滅/Hero’s Downfall》で対処される。

何もない荒野の戦場に現れたのは《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》。
続く《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》の+1/0のバックアップを受けたアタックを、鈴木は返せない。

《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》の攻撃宣言の始まりから遅れて2ターン後。
鈴木はなんとか《対立の終結/End Hostilities》に辿りつくも、伊藤の《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes》《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》のPW達がボードを支配した。

[bmostan04.jpg]



伊藤2-鈴木0

鈴木の事故の面も大きいマッチとなったが、アブザンの強さはその安定性にもあるというと、違う見方も出来るだろう。
元々スタンダードが主戦場だという伊藤、順調な滑り出し。

 
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