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【HJインタビュー】BigMagicOpen Standard HJ 中嶋 智哉氏インタビュー 
 
By Daisuke Kawasaki

今回も400名弱の394名が参加したことで大盛況となったBigMagicOpen Standard。

時間的な都合から9回戦以内で終わる人数で足切りしたとはいえ、すぐにマックス限界まで人が予約で集まってしまったというのだから、相当な話である。

前回に引き続き、この超巨大トーナメントでヘッドジャッジを務めた中嶋 智哉氏にインタビューをしてみた。



--どうも、前回に引き続き、ヘッドジャッジお疲れ様でした。

中嶋「どうもお疲れ様です。インタビューといっても前回のインタビューで結構話しているので今回改めてはなす話ってありますかね?」

--いや、そこはむしろ2回目なので、前回と変わった部分などがあれば、と思うのですが。

中嶋「そうですねぇ……例えば、この各自に休憩時間を記入してもらうシート、これはグランプリ・静岡のサイドイベントで初めてやったのですが、今回、改良して導入してみました」

--あ、そうなんですか。

中嶋「はい。グランプリ・静岡のサイドイベントでは、8人ドラフトのマネージメントをしながらチームリーダーをやって、全員の休憩の管理もしないといけない、ってことだったので進行管理のシートの横に休憩時間を記入するシートを作ったら、かなり管理しやすかったので」

--この『休憩を取れなかった人は帰って反省しましょう』的な文言があると、休憩を取るのに遠慮しなくてよくなるのは心憎い気遣いですね。

中嶋「静岡の時には、進行管理シートをみた海外のジャッジが『これはいい!』って言っていたんですけど、休憩時間も管理されているのはちょっと窮屈に感じるなって言っていたので、今回は自主的に書けるように工夫してみました」



--中嶋さんは、毎回トーナメントの進行・運営に新しいアイディアを持ち込みますよね。

中嶋「そういうのが好きですからね。とはいえ、BigMagicさんは本当にすごいと思います。例えば、併催のBAZAAR of MOXENトライアルは、多分予定より人数が集まらなかったのかなと思っているんですが、次もやろう!って社長が決定してくれるんですよね。そういう社風だと色々なアイディアをためそうっていう社風になっていくんでしょうね」

--たしかにBigMagicOpenは毎回、新しいアイディアがありますもんね。

中嶋「そうですね。あ、新しいアイディアと言えば、前回、オンラインペアリングの話をしたのって覚えてますか?」

--しましたね、かなり。

中嶋「あの時に、今後はさらにオンラインペアリングへのユーザーの練度が高まってさらに運営がスムーズになるって予測を話したと思うのですが、すでに今回のイベントでその兆候がかなり感じられましたね。最近オンラインペアリングを採用するイベントが増えたことで、ユーザーが慣れて、トーナメント進行がスムーズになるのに繋がっています」

--中嶋予想があたったということですね。

中嶋「そうですね。やはり、便利なシステムなので、使用するプレイヤーが多くなっているというのもあると思います。カードゲームというアナログなデバイスのゲームであっても、デジタルなデバイスやサービスの進化の恩恵を受けることができるといういい例になるのではないでしょうか」

--なるほど。たしかに、デジタルなゲームならデジタルの進歩の恩恵を受けるのは当たり前って考えるかもしれませんけど、アナログなゲームでもそうだということなんですね。ただ、逆に、マジックってデジタルのMagicOnlineがあったりもしますけど、アナログ側の大会にこれだけ人が集まるのはなんでなんでしょうね?

中嶋「それは、やっぱりどこまでいっても人間がアナログである体を捨てることはできないからでしょうね。だから、アナログな手触りに魅力を感じるのだと思います」



--なんか、哲学的な話になってきましたね。

中嶋「そんな大層な話はしてないですよ。なにかものすごいブレイクスルーが発生しない限りはアナログでも遊びたいという需要は向こう20年、30年と変わらないと思います。ただ、デジタルな技術の進化で、例えばスコアキーパーなどに要求される仕事量やジャッジに要求される仕事量が変化していって、運営に必要な人数が減っていく可能性は高いですよね」

--参加者が人間である以上、ゼロにはならないけど、必要人数を減らしていくことはできると。

中嶋「そうですね。個人的には、たとえば表計算ができるのに全部電卓で計算しないといけない、みたいな効率的じゃないスキームは大嫌いなので、そういう風に進化していってほしいですし、そうなるべきですね。そして、時間が増えるからさらに別のマジックの楽しみ方ができるってポジティブに考えたいと思います」



--なるほど。……なんか話が脱線しまくっちゃって聞き損ねましたけど、そういえば、今回、2回めの参加を決めた理由とかってお聞かせ願えますか?

中嶋「まぁ、色々ありますけど……一番は近いからですかね」

--そういえば、近いんでしたよね。

中嶋「ここから10分とかですよ。そもそも、今は私が主催するトーナメントって川崎とか新宿で開催している印象かもしれませんけど、関東での拠点は最初は横浜でしたからね。だから、横浜でのトーナメントに思い入れもありますし、手伝いたいと思ったってのは大きいです」

--そういえば、関東での第一回のPWCはここのすぐ近くだったって話を以前別のインタビューで聞きましたね。

中嶋「そうですね、2001年くらいだったかな。参加者は20人くらいで、優勝者はたしかヤソ(八十岡 翔太)だった気がします」

--同じ横浜で、13年前の20倍の人数のトーナメントでのヘッドジャッジをやっているっていうのも中々熱い話ですね。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

 
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