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Round6:目黒 将彦(東京)vs.井戸向 雄太(神奈川) 
 

by Tatsuo Sekimoto






 スイス9回戦、シングルエリミ3回戦合計12回戦の長丁場も折り返し地点。
ここまで快進撃を続ける二人は、その勢いとは対照的に和やかな雰囲気でゲームを開始した。



Game1





先手は井戸向。二つのダイスの目は共に6を出し幸先がよい。
小考したあとにキープを宣言した井戸向は《乾燥大地》から《山》をサーチし《稲妻》をプレイ。
自らのデッキがバーンであることを明かした。


文字通り火の出る様なスタートを切った井戸向に応じるかのように目黒も《沸騰する小湖》から《島》をサーチし、《思案》をプレイ。
3枚見るや否やすぐにシャッフルを選択。

 井戸向はもう一度《乾燥大地》を起動するも何もせずエンド。どうやら手札に土地が溜まっているらしい。


だが、目黒はそんな悠長な動きを許さなかった。《睡蓮の花びら》をプレイして続けざまに《古えの墳墓》を場に出す。1マナ浮いた状態で《実物提示教育》でプレイ。
「せーの」で目黒が公開したのは《全知》。

 「ショーテルかぁ…」と呟いた井戸向は公開された2枚の《引き裂かれし永劫、エムラクール》を見ると投了を宣言した。

目黒 1-0 井戸向



Game2
井戸向は痛恨のダブルマリガン。対する目黒は7枚でキープを宣言した。


先手の井戸向は《山》から《Chain Lightning》をプレイ。少しでも早く目黒のライフを削ることに専念する。

 目黒は1ターン目から《圧服》プレイ。キャントリップ目的で使用する。
これは井戸向にとっては凶報だ。すでに相手は《紅蓮破》に対する対抗策を持っていてかつある程度コンボ開始の目処が立っているということだからだ。


返す井戸向は《血染めのぬかるみ》を起動し、《裂け目の稲妻》を待機。ターンを終了する。

 目黒は《燃え立つ願い》をプレイし、サイドボードから《実物提示教育》を手に入れる。

 もう後がない井戸向は一刻も早く対処手段を引きたいが、3つ目の山を置くのみでエンド。

 3ターン目を迎えた目黒は予定通り《実物提示教育》をプレイ。エムラクールを叩きつけた。そして、井戸向は…《山》を公開するのみ。


井戸向「ショーテルは一度倒したんだけどなぁ…」
2度目の討伐とはならなかった。



目黒 2-0 井戸向




目黒win!



 
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